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ソフトウェアテスト技術者資格制度を運営するJSTQBは、2020年6月25日、JSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level試験の学習のために使われる公式シラバスの最新版(Version 2018V3.1)を公開しました。ここでは、旧版シラバスからの主な変更点をまとめて解説しています。
今回の更新では、シラバスの目的や構成をはじめとして、テストの受験に影響するような大きな変更点はありません。これまでのJSTQB認定テスト技術者資格 Foundation Level試験に関する試験勉強や知識が、無駄になるようなこともないのでご安心ください。
以下、各章の主な変更点をピックアップして紹介します。誤記の修正や、分かりやすくするための表現の修正などは省いています。
キーワードに「テストプロセス」が追加されました。
キーワードに「変更関連のテスト」が追加されました。また「2.1.2 状況に応じたソフトウェア開発ライフサイクルモデル」の項の最後に、ソフトウェア開発モデルに関する考慮事項の箇条書きが追加されました。
本章は、誤記修正やより分かりやすくすること目的とした修正などにとどまっています。
「4.2.4 状態遷移テスト」の項において、ガード条件に関する内容が削除されました。
「⽋陥レポート」がキーワードに追加されました。
キーワードから「性能テストツール」が削除されました。また「6.1.1 テストツールの分類」にまとめられたツール数が26から13に削減されました。なお、この変更点については試験に影響する可能性がありますので、最新のシラバスを確認しておくことをおすすめします。
今回のシラバス更新では、大きな変更点はありません。キーワードの追加・削除をはじめ、誤記の修正や分かりやすくすることを目的とした修正などにとどまっています。
ただし、「6.1.1 テストツールの分類」にまとめられているツールの内容が変わっている点は、唯一テストに影響する可能性もあります。気になる方は、本記事とあわせてリリースノート等を確認ください。
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000054604.html
新Foundation Level シラバスおよびリリースノートのダウンロードURL(公式)
http://jstqb.jp/syllabus.html#syllabus_foundation
参考:「ソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織(JSTQB)、 Foundation Level シラバス Version 2018V3.1 を公開」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000054604.html
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