事業立ち上げの経験から語る、テスターを大切にしたいという思い
QA本部
坂浦 智哉
複数のゲーム会社/テスト会社で経験を積んだ後、QA事業
立ち上げメンバーの一人としてAIQVE ONE株式会社に入社。
現在は大阪・京都ラボを管轄する組織のマネージャーを担当。
最初の2週間は同期入社のメンバーと二人で、ひたすら机と椅子を組み立てて並べる所からのスタートでした。そこから社内ドキュメントを用意したり、テスト機材などを準備したりして、環境を整えていったんです。最初はテスターも2~3人しかおらず非常にガランとしていましたが、徐々に人も増え、わずか1年で100人規模にまで拡大し、現在は3拠点(東京/大阪/京都)で約180人規模までになりました。立ち上げ当時はいろいろな業務を兼任していたので大変ではありましたが、大きくなっていくことにやりがいも感じましたね。
当社は「AIを使った作業の自動化に取り組む」というビジョンを打ち出しており、今まで人の手でやっていた作業を、AIの力を借りて処理できるよう開発を進めています。人も資金も潤沢な大手企業はこういった研究にも着手していますが、私たちのように新しい会社で、このような自社製のツールを作っている例は非常に珍しいのではないでしょうか。
この独自開発したAIテストツールを、テスト自動化やテスト設計に活用することにより短納期で、高品質のテストをご提供することを目指しております。
私が入社した理由も、そういった部分に高い将来性を感じ、惹かれたためです。
AIに全てを任せられる未来はまだ先ですが、そういった意識を持っているのは力強いですね。
今後もAIを活用した自動化の実現に向けて、引き続き動いていきます。「AIを用いた自動化のテストといえば、AIQVE ONEだよね」と周囲から言われるようになりたいですし、今はゲームの案件が中心ですが、ゆくゆくはゲーム以外のテストも、ご依頼頂けるようになりたいですね。
テスト業界の実態として、しっかり研修をせず「あとはよろしく」といった態度で仕事をお願いするケースもよく耳にします。ですが、私達はけっしてそんなことはせず、自社のテスターを大切にして彼ら自身のキャリアアップまでもフォローしています。
研修制度を取り入れることでしっかりとした教育体制を整えているほか、
メンバー一人ひとりと日々コミュニケーションを心がけることで、目指している将来に合った仕事をしてもらうよう心がけています。
会社の今後の戦略発表を行う四半期会を定期的に行っています。四半期会の後には懇親会を行っているのですが、みんなでご飯食べたり、各地の拠点を繋いでゲーム大会を開催したりと毎回盛り上がりますよ。
そのほかにも、オフィス内に休憩できるゲームスペースがあるのでよく数人で遊んでいる姿を目にします。畳のようなマットを敷いて、“居間”のような雰囲気になってまして。そこでは昼休みに、みんなでワイワイ対戦もします。それぞれ自分のスマホを使って一人で遊ぶのも良いのですが、せっかくゲーム好きな人間が集まってますし、こういう場があるのも、良いのかなと思っています。
AIQVE ONE株式会社にはテスト経験者はもちろん、出身業界もバラバラな未経験者の方が多く参加しています。そういった方々に、「ゲームのテストって面白い」「実はとても凄いことをやっているんだ」と感じてもらえると、とても嬉しいですね。
私たちからテスト業界を進化させていきたいという気持ちがあるためです。
長年テスト業界で働いてきて、過去に様々な経験をしているメンバーが多いからこそ、テスト業界は明るく将来性のある業界だ、ということをAIQVE ONEから発信していけたらと思っています。
当社にはAIを活用した自動化への取り組みという高い将来性があり、なおかつアルバイトからの叩き上げで20年以上業界で活躍している事業部長もいます。そういった背景から「AIQVE ONEでなら頑張れそう」という空気感が、現場に満ちているのかなと。
先ほどの「テスターのキャリアアップ」という話題に戻りますが、現場で活躍しているリーダー達には、今後はクライアントとの窓口業務やラボの管理といった業務も任せられるよう、後進育成に力を入れたいですね。私自身もステップアップして、もっと広く管理を任されるような立場になっていきたいと考えています。
AIを活用したQAツールの開発はまだ歩き始めたばかりですが、今後の自動化実現に向けて引き続き努力していきます。「AIを用いた自動化のテストといえば、AIQVE ONEだよね」と言われるようにしたいですし、今はゲームの案件が中心ですが、ゆくゆくはゲーム以外のテストも、依頼頂けるようにしたいですね。