
仲間との交流も楽しく、新卒入社でも安心して業務に取り組める
QA本部
竹林 珠良
様々なゲーム会社を経験後、入社。
現在はプログラミングから社内のツール運用、メンバーの教育まで幅広く自動化に関する業務を行っている。
一言で言えば、「テストに自動化ツールを取り入れた会社に行きたい」という思いが強くなったからです。テスト業務は単純な確認作業が大部分を占めますが、全てを人力で終わらせるには時間が掛かり過ぎます。本来であれば確認作業は効率良く終わらせて、サービスの質に直結するフリーテスト(探索的テスト)に時間を掛けたいと思っているのに、それが現実的に難しかった毎日にもどかしさを感じていました。
特に私はJavaやWebアプリの開発経験があったので、単純なテストはプログラミングを駆使して自動化できたら良いのにと強く思っていました。
そんな時に、テストの自動化を積極的に推し進めているAIQVE ONEを知りました。ここなら私の夢が実現できそうだと感じ、転職を決意したという流れです。
そうですね、私が転職した頃はありませんでした。当時のAIQVE ONEは、現在も使っている自動化ツールの前身が出来上がっている段階で、それを専門に取り扱うチームも存在していました。自動化という分野で、AIQVE ONEは一歩先を進んでいたと思います。
現在はQA本部に所属しており、社内のテスターさん向けに自動化ツールを使いこなすための研修を行っています。また、将来どんな技術を習得していきたいかヒアリングしながら希望に沿ったロードマップを作り、それを実現するためのサポートも担当しています。
社内にはこうした教育チームがあり、私はその中で自動化に関する分野を任されています。
そうなんです。特に専門的な分野の勉強って、どこから手を付けたら良いか分からなくなるじゃないですか。一般的な会社であれば、業務終了後にそれぞれが自主的に頑張るしかないと思うんですけど、AIQVE ONEではスキル学習についても会社全体でフォローする体制を整えています。
他の業務としては、現場で案件を受け持っている各チームから、「私たちの業務にも自動化ツールを組み込めないか?」という相談を受けることが多く、その課題を解決するためにスクリプターと協力しながら、それぞれの案件に適した自動化ツールを組み上げていくこともあります。
一般的にゲームは操作が複雑になればなるほど、そのテスト業務に自動化ツールを組み込む難度が高くなります。それでも「ガチャを回した時、本当に設定している通りの結果が出ているのか」といった、単純作業でテストが完了するような項目は自動化する余地が十分あり、そういった部分にツールを組み込むことで、業務の効率改善に繋げています。
自動化のメリットは、単純作業を機械に任せる分、手動でなくては確認できないもの、もっと時間をかけてみないといけないものに人が集中できるので、サービスの品質向上につながる点です。
それと自動化を組み込めば、夜中にツールを回して翌朝に結果を確認するということもできるので凄く便利です。実際、日々の業務はほぼ定時で終わります。もちろん忙しい時もありますけど、ワークライフバランスは良いと思います。
「テスト業務の自動化」はAIQVE ONE全体で推しているテーマであり、私個人としても多くの人にツールを使ってほしいと思っているので、それに必要なプログラミング等に尻込みせず、積極的にチャレンジしたいと思っている方に来て頂きたいなって思います。
最近は便利なツールが増えていますし、未経験者でも業務に取り組みやすい環境になっていますよ。あとは自動化には細かい調整が付き物なので、そういった作業が苦じゃない人にもオススメです。狙った通りにツールが動いた瞬間が、とても気持ち良いです(笑)。
ええ、過去にも自動化を浸透させるために「自動化コンペ」という社内イベントを行ったところ、大変盛り上がりました。また、勉強会を受けてくれたテスターさんから「自動化に興味を持ちました!」なんて言われると、頑張って良かったなとやりがいを感じます。
簡単な内容で構わないので、ぜひ一度自分でツールを組み上げて、思い通りに動く楽しさを味わってほしいですね。もっともっと、社内に自動化ツールを根付かせたいです。それと自動化ツールは単発ではなく、中長期で活用してこそ大きな効果が実感できます。
これからも実務上で自動化をしっかり取り入れて、単純作業に追われる日々から脱却し、さらに品質向上にもつながったというケースをいっぱい作っていきたいです。