【Oreo初心者向け】アカウント登録から利用開始までを解説
こんにちは、Oreo運営です。
今回は、Oreoのアカウント登録から利用開始までの流れを実際の画面を用いて解説していきます。
アカウント登録~初期設定
初期設定として、アカウントの登録からキーワードの設定、データ収集までの流れについてご説明いたします。
まずは、Oreoサイト画面中央のやや左下にある「無料でスタート」ボタンをクリックしてください。
フルネーム、登録に使用するeメール、任意のパスワードを入力し、利用規約とプライバシーポリシーのチェックボックスにチェックを入れます。その後、「サインアップ」という青いボタンを押してください。
ご登録のメールアドレスの方にOreoからメールが届きますので、リンクをクリックすると登録完了となります。
「プロジェクト一覧」の画面に進むと、最初は「プロジェクトがありません」という表示が出ます。ここからは、新しくプロジェクトや組織を作成する必要があります。まず、右上のプロフィールマークを押していただくと、左側にユーザープロフィールなどが表示されますので、こちらをクリックしてください。
その後、ユーザープロフィール画面が表示され、左側にメニューが出てきます。
組織作成
メニューの「組織」から、「新規作成」を選んでください。
「新規組織の作成」では、組織名や会社名を入力する必要がありますが、アルファベットでご入力ください。
現状では、ここで決めた組織の名前は後から変更ができない仕様になっています。
登録には条件があり、3文字以上20文字以内、そしてひらがなや漢字は使用できず、数字やアンダースコア、ハイフンを含む文字列が使用可能です。一度登録した組織名は後で変更できませんので、ご注意ください。
組織が作成されると、その中で自分の情報やプロジェクトの一覧が確認できるようになります。
プラン申し込み
次に、対象の組織を選択してプランの申し込みを行います。
メニューのサブスクリプションから、組織を選択してください。
「Freemium」「Small」「Medium」「Large」の4つのプランが表示されますので、プランを選択します。
フリーミアムプランの登録が完了すると、「サブスクリプションが開始されました」というメッセージが表示されます。
新規プロジェクト作成
プランの申し込みが完了したら、次にプロジェクトを作成します。
組織の画面に戻ると、「新規プロジェクト」という青いボタンがありますので、こちらをクリックしてください。その後、お好きなプロジェクト名を入力してください。
使用できる文字は、英数字、アンダースコア、ハイフンとなります。こちらも、現状の仕様ではプロジェクト名の変更はできませんのでご注意ください。
プロジェクト名を入力後、その下の「データ収集」欄に検索したいキーワードを入力します。なお、大文字と小文字の区別も検索に反映されますので、その点も考慮しながらクエリを設定してください。
ここで、登録しようとしているキーワードに対して、過去1時間にX(旧Twitter)でどれだけの投稿があったかを事前に確認することができます。「検索ワードの検証」のボタンを押すと、その情報が表示されます。
このキーワードに関してですが、無料のFreemiumプランでは、1ヶ月で収集できる上限は1000件となっています。まずはお試しで使ってみたいという方は、あまりにも人気のあるキーワードを設定すると、すぐに1000件を超えてしまう可能性があるため、適度なキーワードをお選びください。
X(旧Twitter)からのデータ収集を始める際には「On」の設定にしてください。また、Steamからの情報を集めたい場合にも、同じく「On」に設定してください。
最後に、画面の一番下にある青い「作成」ボタンをクリックするとプロジェクトが作成されます。もしプロジェクト名が他と重複していた場合は、別の名前に変更することも可能です。
作成されたプロジェクトは、左側の「プロジェクト設定」から確認できます。ここに、先ほど作成したプロジェクト名と、その際に設定したキーワードが表示されます。
「プロジェクト一覧」から利用を開始できます。
プロジェクト名のリンクからは、ダッシュボードへ遷移します。また、設定「変更」から、検索ワード、重要語などの設定へ遷移します。
キーワード設定
続いて、キーワードの設定についてご説明いたします。
ワードリストには、重要語、ネガポジワード、参考語、見出しの4種類があります。各種類のリストにはテキスト分析での特定の機能があります。
・重要語
重要語は、テキストの重要度を決定する単語です。たとえば、ユーザーが製品のローンチに関するポスト (旧ツイート)を収集したい場合、’launch’、’new’、’release’などの単語を重要語として設定できます。
これに応じた「スコア(重要度)」が設定され、リポートページで強調表示されます。
ワードリストには重要なキーワードや情報を収集するためのリストがすでにサンプルとして用意されています。必要に応じてエクスポートしていただき、その後、収集したい重要語をインポートし直すことで、すぐに利用を開始することが可能です。
エンタメやゲーム関連の用語が入っていますが、サービスや製品に応じて重要な用語をSNSから収集することができます。これにより、特定のキーワードがハイライトされて可視化されるため、データを見やすく活用することが可能です。
・ネガポジワード
次に、ネガポジワードについてです。ネガティブやポジティブの重み付けを行い、ユーザーの声を収集できます。たとえば、ユーザーがゲームのSteamレビューを収集したい場合、’fun’、’awesome’、’great’などをポジティブな単語として設定し、’boring’、’terrible’、’bad’などをネガティブな単語として設定します。
これらに応じた「サイン」の値が設定されます(0より大きい場合はポジティブ、0より小さい場合はネガティブ)。
こちらも同じようにエクスポート、インポート機能を使って簡単に修正することができます。ここでは、エンタメやゲーム向けのサンプルとして、「最高」や「ハッピー」といったポジティブなワードが含まれており、それがSNSの投稿に含まれていればポジティブとして評価されます。
日本語は難しく、たとえば「このクソゲーすごく楽しい」というような投稿では、「楽しい」と「クソ」が混ざっているため、ポジティブかネガティブか判断が難しいことがあります。そのため、「サインスコア」で重みづけをしながら、トータル的にポジティブかネガティブかを推測し、判定を行っています。
「最悪」や「面倒くさい」、「酷い」といったマイナスなワードはネガティブとして認識されます。これらのワードを足し引きし、プラスであればポジティブ、マイナスであればネガティブとして表示されます。
・参考語
参考語は、プロジェクトの背景や文脈に関連する単語です。
プロジェクトのトピックに一致するテキストをフィルタリングし、収集する情報をより的確に絞り込むことに役立ちます。
たとえば、ユーザーがゲームに関するポストを収集したい場合、ゲーム固有のコンテンツに関連する単語を参考語として設定できます。
フィルタリング機能もあり、レポートを見やすくするための機能として活用できます。
・見出し
見出しはレポートの中から特定の単語を素早く見つけるために使用される単語です。
これはテキストから注目したい内容を簡潔に抽出するのに役立ちます。
見出し語もフィルタリングに利用でき、特定のワードに関するものだけを抽出するといった使い方が可能です。
AI画像判定
ここで「AI画像判定」の機能についてご説明します。こちらはLargeプランから利用可能です。大量の投稿を収集した際に、フィルタリング機能があるとはいえ、何百、何千件もの投稿があると、すべてを確認するのは大変です。そういったお客様の声に応えるため、AIを活用し、画像認識を行っています。画像を使ってフィルタリングすることで、ゲーム画面に近い画像などをAIが学習し、効率的に重要な情報を抽出できるようになっています。
「正のサンプル」に学習をさせると、実際のゲーム画面に近いと判断され、関連の高い投稿を拾うことができます。逆に、ゲームの画像とはかけ離れているものについては「負のサンプル」として登録します。例えば、投稿にゲーム関連のキーワードが含まれていても、画像がゲームと無関係な場合は、負のサンプルとして学習させます。
これにより、機械学習を通じて、関連性の高い画像が含まれる投稿だけを可視化することが可能になります。また、閾値を設定することで、関係性が低い投稿も含めて表示するか、もしくは100%関連性が高い画像のみをフィルタリングするかを選択できます。
料金プラン
フリープランで使える範囲については、一番左の「フリーミアム」プランをご覧ください。上から無料で利用できる上限(1000件)や、プロジェクト数(1つ)、アカウント内の機能制限があります。横線が入っている部分は、無料プランでは使えない機能ですので、まずはフリープランの範囲でご確認ください。
無料プランの場合、月1000件までの投稿が収集可能です。スモールやミディアムプランでは、収集できる投稿数やプロジェクト数、アカウント数が増加します。AIによる画像解析機能については、Largeプランから利用可能となっています。
Largeプランになると、ツールを非常に高効率で活用でき、ビッグタイトルのリサーチや、投稿数が多い人気サービスにも対応できるようになります。ご利用の用途やニーズに合わせて、最適なプランを検討ください。よくいただくご質問
よくあるご質問
・メンバーの追加について
メンバー毎にアカウント登録が必要です。アカウントの登録まで完了してから組織に追加してください。
メンバー追加の手順は以下のとおりです。
※追加する前に、メンバー毎にアカウント登録をしてください。
①管理人ロールの人が、組織画面より「メンバーを招待」を選びます。
② メンバーを組織に招待後、プロジェクト設定へ移動します。
③ ページ下部にある編集を押します。
④ プロジェクト設定からメンバーを追加します。(組織メンバーリストからメンバーを追加)
★ 追加されたメンバーもプロジェクトから共同で利用が可能になります。
・プロジェクトの削除方法
プロジェクトの削除は組織画面から可能です。
・Oreo組織、プロジェクト、サブスクリプションの考え方
サブスクリプションの設定は組織単位になります。組織単位=サブスクリプション設定=請求になりますので、タイトル毎に予算が異なる場合などは、組織を分ける必要があります。
・お問い合わせ
ツール内の画面右上「?」マークがヘルプになっています。
ヘルプをご確認いただいても不明な場合は、サポート対応を行いますので下記メールへお気軽にご連絡ください。
サポートアドレス:oreo_support@aiqveone.co.jp