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オンラインゲームにおけるチート行為によるリスクとは?対策も解説

  • #セキュリティ
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オンラインゲームの脆弱性をついたユーザーのチート行為は、ゲーム開発会社を悩ませる問題です。甚大な被害に結びつく可能性もあるため、セキュリティ対策や取り締まりは必須の課題となっています。しかし、チート行為の発見には高度な専門知識と人材コストが必要となるため、対策は容易ではありません。この記事では、オンラインゲームにおいてユーザーのチート行為が及ぼす影響や、その対策について解説いたします。

オンラインゲームにて起こりうるユーザーのチート行為例

チート行為とは、オンラインゲーム等で運営側が意図しない方法で自分が有利になるように進める不正行為のことを指します。では、実際にどのような不正行為があるのでしょうか。主なものを見ていきましょう。

ラグスイッチ

ラグスイッチとは、故意に回線を遮断、もしくは回線速度を低下させることで通信ラグを発生させ、圧倒的に有利な状況を作り出す行為のことを指します。

botの使用

人力でプレイを行わず、不正なbot(自動ツール)を使ってゲームを進める行為を指します。人間では難しいプレイを100%成功させてしまう他、ポイントを自動で稼ぐためにも使われます。

アカウントハック

何らかの方法で一般ユーザーのID・アカウント、パスワードを盗み、不正利用する行為を指します。アカウントを乗っ取られたユーザーは、所持アイテムを別アカウントに移動し盗まれる、アイテムを勝手に廃棄、売却される、自滅させられるなどの被害があります。

アイテムの不正取得

課金アイテムを複製する、ガチャを不正に何度も繰り返してアイテムをゲットする、レシートの使いまわしや詐称をしてアイテムを不正に取得するなどの行為を指します。

RMT

RMTとは、Real Money Tradeの略で、ゲーム内アイテムなどの架空の財産や、レベルを高めたアカウントなどを現実の通貨で売買する行為のことを指します。出品者は運営する販売サイトや、ネットオークションなどを介してこれらの販売を行うケースが多く、人気のゲームにおいては増加傾向にあります。

改ざん行為

パラメータやスコアを改ざんすることもチート行為のひとつです。たとえば、改ざんした不正なスコアでランキングに入ったり、ゲーム内の通貨やアイテムの数を増やしたり、ステージを開放するといった例が見られます。

上記以外にも、他のプレイヤーに対する妨害行為や、対戦相手のステータスや行動など、本来閲覧できるはずのない情報を不正に取得する行為、第三者にアカウントを貸与してプレイさせる代行など、様々な種類のチート行為が存在しています。

チート行為により起こるリスク

では、上記のようなチート行為があった場合、どのようなリスクがあるのでしょうか。
まず、チート行為によって一部の人が有利となる状態になると、開発側が意図したゲームバランスが崩れるという悪影響が生じます。それにより、面白くないと感じたユーザーが離脱してしまうことが懸念されます。ユーザーの離脱が進むと、収益が低下するだけではなく、ゲームが存続できなくなり、会社の信用低下に繋がってしまうケースもあります。
また単純に、アイテムの不正取得等により、本来得られるはずの収益が入ってこないことによる損害も発生します。

チート行為を発見したときの措置

多くの運営会社では、利用規約においてチート行為を禁止し、違反した場合にはアクセス禁止やアカウントの停止処分、再登録の禁止等の措置をとっています。
また、上記に挙げたチート行為は、ゲーム運営会社の業務を妨害する行為であるため、刑法に規定されている「電子計算機損壊等業務妨害罪」に当たる可能性があります。
さらに、ゲームソフトは著作物に該当するため、ゲームのデータやプログラムを改ざんし、本来ならありえないものにすることは、著作権の侵害にあたり、損害賠償を請求することもできます。

ただし、不正が起こってからの対処では遅いケースもありますので、ある程度事前に防ぐことが必要です。

不正行為のリスクを最小限に抑えるには

開発、運営側ができることとしては、そもそもチート行為が起こらないようにセキュリティを強化すること、そしてチート行為が起こった場合は早期発見をしてリスクを最小限にすることの二つです。そのために、最低限やっておきたいことをお伝えします。

セキュリティ診断

まずやっておきたいことはセキュリティ診断です。自社ゲームのどこに脆弱性があるのかを診断し、対策をすることでチートを未然に防ぎます。セキュリティ診断サービスを展開している診断会社に依頼をすると、具体的な対策方法まで指示してくれるサービスがほとんどですので、ゲームのリリース前に実施しておくことをおすすめいたします。

不正検知サービスの導入

ただし、完全にチート行為をなくすことは不可能です。そこでチート行為をなくすのではなく、不正ユーザーを検知して早期対応する方法をおすすめします。例えば、不正検知サービスの導入です。専用のツールを使い膨大なログを毎日自動監視し、不正ユーザーを検知・対策します。
冒頭で述べたとおり、チート行為の監視・発見には、高度な専門知識と膨大なログを確認する人的コストがかかりますが、このプロセスを自動化することで、工数とコストを削減することが可能です。

まとめ

オンラインゲームのチート行為による被害は年々増加しています。チート行為の種類は、RMT、改ざん行為、アカウントハックなど多岐に渡ります。収益の低下だけではなく、ゲーム存続の危機や会社の信用低下にもつながるため、しっかりとしたセキュリティ対策は不可欠です。

おすすめは、セキュリティ診断を行い、自社ゲームの脆弱性を改善することです。ただし、それだけではチート行為を完全に防ぐことは難しいため、併せて不正探知サービスの導入をおすすめします。

当ブログを運営するAIQVE ONEは、株式会社ChillStackが提供する「セキュリティ診断サービス」および、不正ユーザー自動検知クラウド「Stena Game」の販売パートナー契約を締結しております。チート行為などでお困りごとがございましたら、AIQVE ONEまでお気軽にお問い合わせください。
https://www.aiqveone.co.jp/contact

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